SIC 仮面ライダー威吹鬼&斬鬼

宗家の鬼、威吹鬼と轟鬼の師匠、斬鬼のセット。
弄ってると、どうも斬鬼の方に力が入ってるような気がします。


まずはパッケージ。
見るからに付属品が多い。
今回は名前と配置が合ってます。

・威吹鬼
 
まずは威吹鬼から。
新造部分は頭部、肩パッド、胸、手足の輪、そして装備もろもろ。
襟がかなり大きくアレンジされているので、首の可動範囲はかなり狭くなってます。

 
変身鬼笛・音笛。
開いたものと閉じたものがそれぞれ付属。
ディスクアニマルもセットできます。
…音角も無理に可動にしなくても良かったよなぁ。

 
鬼爪もやっぱり付属。
オオナマズの胃袋と戦った時に使いました。
右写真のようなポーズで風のエネルギーを溜めたり、結構芸達者。

 
音撃管・烈風。
金メッキのダイキャスト製で質感は良いです。
ただ、重さゆえにまっすぐ構えるのも難しい状態。
銃口は開いてません。

 
マウスピースと鳴風をセットすることで音撃モードに。
さすがに展開は無理だったのか、鳴風はバックルと音撃モードの2種類が付属してます。
顔も音撃用に口の開いたものが付属しますが、「くわっ!」というより「ガビーン!」みたいな印象。

 
「音撃射・疾風一閃!」パプーーーーーーーーーー
右手を専用の手首に付け替えて音撃射。
説明書の持たせ方は劇中と違いますが、劇中どおりの持たせ方は手首の関係で難しいです。
あと鳴風がぽろぽろ落ちる。うぬぅ。

 
太鼓と撥が付くので、太鼓祭仕様も再現可能。
まぁぶっちゃけ似合わないんですが、付いてる分には嬉しいです。

 
そういえば威吹鬼の音撃打には名前はあるんだろうか。
轟鬼と違って特訓もしてないし、イマイチ印象が薄いですね。


「名づけて、太鼓祭でいってみよう!」
響鬼さんいいとこ取りすぎだよ!

 
挨拶用の手首も付属。
このポーズは銃使いだからでしょうか。
バキューンって。


メイン三人の鬼が遂に集結!
やっぱりそれぞれにあった装備が一番ですね。

・斬鬼
 
お次は斬鬼さん。
轟鬼のリペイントかと思いきや、新造部分は頭部・肩パッド・膝と意外と多い。
追加装備も加えると結構な量です。
まずは引退前から。

 
変身鬼弦・音枷。
轟鬼の音錠は閉じた状態のもののみ付属でしたが、今回は何と弦を引き出した状態の物も付属。
もちろんディスクアニマルもセットできます。

 
「鬼め…」
「鬼だよ。」
音撃弦・烈雷。
轟鬼のものと同じですが、斬鬼バージョンなので弦が金色になっています。
相変わらず重い。

 
「戸田山…行くぞ。」
「ハイ!」
戸田山変身体が役立つ時が遂に。
やはり二人揃ってこそ真価を発揮します。
ほほえましい師弟愛も表現できます。

 
音撃震・雷轟をセットして音撃。
かき鳴らさず、一発一発が重い音撃が印象的です。
しかし膝の古傷が!

 
30話ほども経って、再び戦線に戻った斬鬼。
音撃真弦とか、かなり唐突だったような印象があります。
SICオリジナルの解釈として、右脚を保護するプロテクターが付属。
腿は被せ、脛を差し替えるアームド形式。

 
鬼爪も付属しますが、使ってないのでどうも持て余す。
プロテクター脚の接地性はイマイチです。

 
斬鬼の新しい音撃弦、音撃真弦・烈斬。
赤と黒のコントラストが美しい。
劇中では先端以外同じものでしたが、SICアレンジとして上側の刃も形状が変更されています。

 
烈雷と同じくダイキャストなのでポーズ付けが難しい。
でもカッコイイなぁ。

 
「音撃斬・雷電斬震!」
音撃震・雷檄をセットして音撃モードへ。
引退前と違ってかき鳴らす斬鬼さん。
何があったんだ。


「斬鬼さん、俺、もう大丈夫っスから…」
師弟最後のセッション。
やはり揃ってこその師弟です。

 
轟鬼の音撃棒が斬鬼さんのお下がりだということで、轟鬼に付属している太鼓と撥を付けてみました。
轟鬼より落ち着いた色なので、ちょっと合わないかな。

 
昔は斬鬼さんも夏をコレで乗り切っていたようです。
斬鬼さんは割りと器用に太鼓もこなせそう。


付属品は今回も大量。
ディスクアニマルは全部違う種類で7枚。
ダイキャスト製のものも、同様のものが7枚付属。
ニビイロヘビ、セイジガエルが新規造形で、コガネオオカミはルリオオカミのカラバリ。


多っっ!蛇多っっ!!!!
というわけで新規組の数が異常です。
コガネオオカミは劇中同様ルリオオカミのカラバリで、特にポーズ変更等はなし。


今回の謎アイテム、あきらの音笛。
これはどう使えばいいんだ。
同スケールのドールにあきら役をやらせればいいのだろうか。


というわけで、威吹鬼&斬鬼でした。
鬼もこれで5体なのでそろそろ飽きるかと思えばさにあらず。
斬鬼さんの新造部分が異常に多く、威吹鬼と同等かそれ以上に満足度が高いものでした。
SICオリジナルのプロテクターが特に良く、「過去の傷を抱えながらも戦線に復帰した歴戦の勇士」といった感じがよく出ています。
紅が要らなくて紅&轟鬼が割高に感じた、って人も師弟揃い踏みを見れば気にならなくなるってもんです。

ただやっぱり間接やパーツの固定が緩々で、遊ぶ上でかなりのストレスになってしまうのが難点。
特にバックルや肩パッド、胸の金属パーツの固定がゆるく、ポーズをとらせるたびにバックルがポロリするのはさすがにイライラしました。
金属パーツを使うのはいいのですが、そろそろ自立やポーズの保持を考えてくれてもいいんじゃないかなぁ。
金属なしでアクションフィギュアとして更に高みを目指してみて欲しいものです。
MRの1号2号はかなりいい感じでしたしね。

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