イクイップ&プロップ Vol.1 ガロ&魔導輪ザルバ

雨宮慶太監督作品『GARO』のフィギュアシリーズ。
換装や竹谷監修など、SIC的な要素が強いフィギュアです。
共通部分が少ない辺りもSICっぽいw
原型製作は藤岡ユキオ氏。
良くは知らないんですが、匠魂でよく名前見ますね。

 
鋼牙。
顔は本人を3Dスキャンしたそうで、この手のフィギュアではかなり似てます。
鋼牙の付属品は魔戒剣と右持ち手のみ。
魔戒剣には鞘も付いてますが、鞘を持つ左手はありません。ぬう。

 
鋼牙状態での可動範囲はイマイチ。肩も上がらないし、首もほとんど回りません。
一昔前の竹谷SICって感じですかね。
鎧装着の際の剣を振り上げるポーズくらい決まればよかったんですけど。
あくまでガロのオマケ、って感じです。
左手にはザルバが造形されてます。ちゃんと細かくザルバの模様が彫り込まれてて素敵。


で、ガロへと換装するわけですが、共通パーツはこんだけ。
ウルフオルフェノクより少ないっすよこれ!

 
劇中では登場しませんが、鎧なんでこういうことも出来るはず。
こういうお遊びのために鋼牙を付けたとしか思えませんw
なんかイマジネイティブされた黄金聖闘士って感じ。

 
メットも被りまして。こっちは可動範囲がなかなか。
膝が60度くらいしか曲がらない以外は、最近のSIC並です。
付属品は牙狼剣、右持ち手、左右開き手。
開き手が付いてるのは嬉しいんですが、両手で剣が構えられないのが残念。

 
アレンジとしてマント、口開閉があります。マントは試練のガロが付けてたけど、初期設定では無かったそうで。
左手甲にはちゃんとザルバ。ピンボケですけどね。

 
牙狼剣はダイキャストで重みがあって良いです。彫りも深くてカッコイイ。
鞘は開き手で保持できて、抜刀ポーズも取れます。
贅沢言うなら、牙狼剣の白いプリントは凹モールドにして欲しかったかなぁ。
近くで見るとちょっとちゃっちい。

 
全身がゴツめにアレンジされて、かなり見栄えがします。
接地性も良好で、そこまで大きなポーズは取れないものの、もともとクールなイメージなので立たせておくだけでも絵になる。
マントは実はクリア素材なので、照明の近くに置くとかっこいいかも。

 
マントは着脱可能。こっちが劇中のガロですね。
でもマントカッコイイなぁ。よくぞ付けてくれましたって感じ。


E&Pの目玉、魔導輪ザルバ(CV:影山ヒロノブ)。
プロップのレプリカで、指輪部分がダイキャスト、台座はPVC。

 
指輪で隠れる部分や背面までキッチリ造形されてていい感じ。
コレ単体でも欲しがる人はいそうです。
指輪はかなり大きくて、親指でもスカスカ。
劇中みたいに革手袋付ければ丁度イイっぽいね。革手袋持ってないけど。


選別する人はガロの耳に注意。
ちょっとズレてます。
 
腰巻の三角もちょっと傾いて接着されてるのが多いみたい。
後ろのダボズレてますよオバチャン。

まぁズレは微々たるものなので、ポーズつけたり斜めから見たりしたらわからないですけどね。
大きな塗りムラとかがあるわけではないので、エウレカのトランスモデルみたいにパッと見ありえないほど汚い、とかは無いです。
造形もアレンジがカッコ良くて、可動範囲も悪くなし。
指輪も付いてるし、かなりオススメの一品ですよ。



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