キャストオフライダー6  ゼクトルーパー

キャストオフライダーシリーズから初の非ライダー、ゼクトルーパーです。
無理にキャストオフギミックを付けなくても、ライダーじゃない時点で開き直ってもよかったのでは。


まずはパッケージ。
通常のCORよりも大きい付属品が多いため、大きめのパッケージでお値段も高め。
「ゼクトルーパーを6種の武装で強化せよ!」
強化ねぇ…。

 
プロポーションは短足気味で、あんまりカッコ良くなく、劇中よりも更に弱そう。
可動部はCOR準処の構成で、装着に比べると可動面で大きく劣ります。

 
膝の可動が何とこれで限界。
これはさすがにショッキング。もうちょっとちゃんと設計して欲しかった。
腕はガタック同様上腕に回転軸があるものの、肩が横に開きません。
別にギミックがあるわけじゃないんだし、そこは動いても良かったのでは…。
あと、キャストオフギミックの都合上、バックルが出っ張っており、腰は回りません。

 
手首はボールジョイントで接続されており、手と交換で武装を装着します。
まずは劇中でも使用したマシンガンブレード。
ブレード部分の展開・伸縮と、フォアグリップの可動が再現されています。

 
肩が内側に入らないものの、肘と上腕を上手く動かせば両手で構えられます。
戦う男の背中が眩し…いや、不安だ。

  
玩具としてのプレイバリューを高めるため、玩具オリジナルの武装が付属します。
まずはパワーアームユニット(右腕)とガトリングユニット(左腕)。
パワーアームはアーム部が可動。
ガトリングは特にギミックはありません。

 
お次はシールドユニット。
しかし、小さくてとても身を守れそうに無いなぁ…。
ガトリングと合体させる事ができるので、この状態なら結構見栄えは良いです。

 
フライトユニット。
ベルトのバックルを押し込む事で、キャストオフギミックが発動します。
何かその、ポロッと。…うん、ポロっと。
もうちょっと飛べよ!

 
さすがに全部は不可能ですが、大量の装備を一度に付ける事も可能。
画像だとマシンガンブレード、ガトリング、シールド、フライトを装備しています。
背面からだと割と強そうな感じがしなくもない。

 
空からワームに奇襲をかけろ!
今だ、フルバーストを使え!目だ!
とかそんな感じで。

 
オマケ武器を組み合わせる事で、オリジナルのアリ型ロボットが組みあがります。
何だかゼクトルーパーより強そうな…。

 
更にオマケとして、ヘルメットとゼクトガンが付属。
メットは確か、誰かがバイク乗る時に被ってたような。
ゼクトガンはめっきり見ません。
あと指が四本一体成型なのでトリガーに指が通らない。
この辺は完全にオマケですね。

 
というわけで、COR6 ゼクトルーパーでした。

ただ、無理やりキャストオフギミックを付けたせいで腰が回らず、オリジナル武器のせいで価格も高騰。
ギミックが関係無い肩や膝の可動範囲が異様に狭いのも気になります。
装着変身サイズで装着準処の可動範囲、武器はマシンガンブレードだけ、ギミックは無しにして価格は低めに…とかの方が複数買いもしやすくて良かったんじゃ無いでしょうか。
ソフビが結構いい感じに売れているようなので、複数買いをしたい人は多いと思うんですが。
装着ブランドなら絡ませる相手も多いし、番組終了後も再販されて手に入りやすいでしょうし。
装着変身でゼクトルーパーとライオトルーパーを低めの価格で同時リリースとかしてくれたら嬉しかったなぁ。

ともあれ、ライダー以外の可動フィギュアが出たのは非常に良い事です。
ソフビならともかく、可動モノはかなり珍しいのでは。
確かアギトの3怪人が出たような記憶がありますが、アレ以来見ませんね。
安ければ数が揃えられたんですが…うーむ、色々残念な点の多い玩具でした。



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